魔法科高校の劣等生 2

魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)
(2011/08/10)
佐島 勤

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累計3000万PVのWEB小説、電撃文庫で刊行!どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを抱える優等生の妹。一組の血の繋がった兄妹が、魔法科高校へ入学した。成績優秀、才色兼備な妹・深雪が、主席入学生の慣例として魔法科高校の生徒会にスカウトされた。そして兄・達也も、とあるトラブルを払いのけた事件をきっかけに、違反行為を取り締まる風紀委員にスカウトされる。劣等生《ウィード》にもかかわらず、風紀委員メンバーとなった達也。その活動中に、この学校を人知れず侵食する、謎の組織の存在を感じ取る。
 電撃期待の新シリーズ。売れ行きも上々のようです。元勤め先では、1巻の仕入れ少なすぎだからそれより追加したほうがいいよ、と後任にアドバイスしておくも普通に売り切らせていて発売日に買えず、仕方なく遠出して買ってきました。

 正直内容は1巻に続いて物語の導入部分でしかなく、世界観や設定の説明、キャラの確立だけで終わってしまってて、読み手としてはこの世界観に右足一歩しか踏み込めてない状態。だから、新人の中では頭一つ抜けてるとは思うけど、このシリーズが面白いと言えるかどうか判断できる状態にまではなってないんだよね。お気に入り!って言えるくらい感情移入できてるキャラもいないし。面白くなりそうだとは思う。
 ただ設定量がハンパないので一般人には受けないかと。ウィザーズブレインとかホライゾンとか、あのあたりが好きな人向け。


 次の巻から本格的に物語が始まるみたいなので購入継続。次には面白いと言えることを期待して待ってます。