彼女を言い負かすのは多分無理 2
◆雑記
なんとなく服が欲しくなってイオンまで買い物に行ってみたら、父の日前のセール中でほとんどの製品が20%〜30%オフになってた。ふらっと寄っただけに嬉しい誤算。とりあえず1万弱分ほど購入。これで夏も乗り切れる。
彼女を言い負かすのはたぶん無理 2 (スマッシュ文庫) (2011/06/09) うれま 庄司 商品詳細を見る |
刊行ペースは不定期で、いまだ手探り感の拭えない状態のスマッシュ文庫。1年4ヶ月で9冊と、刊行点数は少ないけれど個人的に当たり率が高いです。
そしてそんな中でトップクラスにオススメなのがこちら。
激論ラノベ『彼女を言い負かすのはたぶん無理』1〜2巻の紹介
紹介動画も作ってあったりしてPHPもかなり力を入れてるっぽいです。
内容は紹介にあるようにディベートを題材にしたラブコメなんだけど、別に堅苦しいところは一切ありません。ディベートのルールやらなんやらを知らなくても文中のちょっとした解説だけで最後までスラスラっと読めてしまいます。そんでもってディベートのテーマ自体が結構はっちゃけてるのでラノベ読みには楽しめるものになってる。とはいえ内容的にはディベートがメインなわけではなく、ディベートとラブコメが半々くらい。2巻になるとラブコメ要素のほうが押しだします。この引きで続刊が出なければ恨むけど、売上的にも充分いけるんじゃないかな。期待。
最後に蛇足だけど、スマッシュ文庫は全般的に挿絵が通常のラノベより多く用意されていて、その使われ方が非常に上手いです。もともとラノベって、絵から読み取るキャラの心情が結構あるんだけど、このレーベルは他社のそれよりも遥かに強烈。あんまり絵に頼りすぎるのもちょっと…って人もいるかもしれないけど、この部分はラノベの強みでもあるし、これがレーベルの色になるなら全然OKだと思う。レーベル色って大事だよね。ガガガなんかも独自路線強いよね。一迅社さんとは何回も話したことあるけどちょっと攻めあぐねてる感じ。色々試してるのは凄く伝わってくるんだけども。そんなわけでスマッシュ文庫にはぜひともこのまま頑張っていって欲しい。