リップオフ!1〜3

  



本棚を整理〜第五弾。
表紙と、いまだ見ぬよくわからんあらすじからの衝動買いした作品。
講談社ラノベ文庫ってほとんど読まない……というか何度かチャレンジしたものの、合わないものばかりだったので多分編集が狙ってる層と自分がかぶってないんだろうなーと思いその後手を出してなかったんだけど、これはその禁を破ってチャレンジしてみた。

うん、まあ勢いはあったんじゃないかな。設定も珍しく、よくこれで最後まで駆け抜けれたなぁと思った。そこは素直に凄いと思った。
話はうーん…1巻で終わっておけばよかったんじゃないかな。
2巻のあとがきだかでも書かれていたけど、1巻から続けるための展開がちょっときつかった。最後はなんだか良い風にまとめられてたけど、主人公のしたことを考えると素直に喜べないしなー。
主人公と親友ポジションの詩耶子のタッグは良かった。超人的な身体能力と喧嘩殺法を除けば詩耶子さんマジ常識人。ヒロインにもなれたんだろうけど、この2人は親友のほうがしっくりくる。

そういえば1巻で終わっておけば…と書いたけど、その1巻のラストで一応どんでん返しが待ってるんですが、そこはあんまり驚かなかった。そして逆に今、現在進行形で驚いてるのが、まさかの1巻〜3巻までAmazonカスタマーレビューなしという事実。どんだけ読者少ナインデスカー。
マジカ……マジカ……